ルイの腕をのけて、静かに寝室に向かった。 「…っう…ぁ……っ」 “何でモデルさんと居たの?”“何で嘘ついたの?”なんて聞かなくて良かった。 その前にルイが答えを出したんだから。 「る…っい……何でっ」 声を押し殺して、一晩中泣いた。 良かった……明日が休みで。