**辛い現実** 学校が終わりすぐに何時ものように 病院に向かう私。 ダッダッダッダッ ガラガラーッ 「幸希人っ!!」 『あ、雪花! 今日は早かったねっ』 と、笑顔で言う 幸希人 その笑顔を見る度に このまま時間が 止まればいいのにな… なんて、思ってしまう自分がいる。 でも、幸希人と私がこうした時間を過ごせるのもあと少しだ。 幸希人は、あと 半年しか 生きられない。