この頃はまだお互い
名前も知らず

02人が結ばれることなど
全く思いもしなかった。


ましてや、これが
運命の出会いに
なるだなんて…


私をこんなにも
変えてくれる人に
なるなんなんて。


「ごめんなー。
恋歌ちゃん奥の方に
シャワー室あるから
そこでよかったら。
ほらお前はちゃんと謝れ。
そしてシャワー室まで
ちゃんと案内しろ」


「あ、なら行きますか」


この親しく名前で呼ぶのは
ポルトンの店長さん。


ポルトンの常連なせいか
親しくなった。


見た目はぽっちゃりの
はげてるおじちゃん。
見た目は怖いけど
中身はかなり優しい。