俺達は杏のいる病室にいった





杏はぼうっと窓のそとを見ていた






俺はそんな杏をじっとみつめた






「杏さん、ご家族がお見栄ですよ」






杏は俺達を見た






「あなたたちは?」






分かっていた、分かっていたのに…





俺は我慢ができなくて泣いてしまった