「蓮と俺には姉がいた…
















――――――…








填さんの話を聞いて私は言葉を失った











『い、今蓮は!?』









「分からない、でも…」









填さんはそこで言葉をきった










『私、蓮のところに行ってきます』








「…やめろ、これ以上アイツの傷口をえぐるな」












來と淕はうつむいている









填さんは…















泣いていた