「…ごめんね、勝手に来たりして」 『いいよ。会ってくれなかったのは悲しかったけど。』 「…え?」 会っても良かった? それならわたしだって… 『明日は、大学に迎えに来てもいい?』 「…うん。」 顔が熱い。 優ちゃんはそれじゃあ、明日って言って電話を切った。 明日、会えるんだ。 そう思うとニヤニヤが止まらなかった。 明日は可愛い服を着て行こう。