そんなことを考えていたら、車が止まった。



外はもう暗かった。



「着いたよ。」



「うん。」




優ちゃんはドアを開けてくれる。

 

お店はオシャレで、入るのに少し戸惑ってしまう。


もう少し可愛い服で来ればよかったな。




気にしていると優ちゃんが振り返って優しい笑みを浮かべた。




「おいで?」



そんな優ちゃんがすごく大人に見えた。