「比菜」 帰り道わたしと千広くんはゆっくりと歩いている。 「…なーに?」 「明日、カレー食いに行こう。」 真面目な顔して。 カレーね? 夢の中の千広くんはカレーばっかり食べてた事を思い出して笑えた。 「いいよ。」 「おう、」