────────…………






「なぁ、比菜。」




相変わらず用もなくわたしを呼び出した千広くんはわたしを連れて河川敷に寝転んだ。



この河川敷は千広くんの族?がたまっていた場所らしい。




族、って言うと千広くん怒るから言わないけど。



夜の河川敷に寝転ぶと空には星がかがやいている。



「…優一の事、まだ好きか?」




ロマンチックな事でもいうと思えば優ちゃんのことね?