───────────……… 「比菜ちゃん」 「…優ちゃん?」 真っ白な、何もない場所。 優ちゃんはわたしを見ると微笑んだ。 「比菜ちゃん、好きだよ。ずっとね。」 「…わたしだって、」 「比菜ちゃん、幸せになって?僕の好きな比菜ちゃんにならできることだよ。」 また、優ちゃんの夢を見ているんだね? わたしにできるかな? 幸せ、なんて優ちゃんなしで。