「夢、ねぇ…」



比菜が優一の夢を見たんだと。



優一は愛されてんな。
相変わらず。




比菜はバカだよ。



全部自分のせいにして。



それで、いつもどこを見ているかわからない。



虚ろで、おとなしくて、変だ。




「…なぁ、優一。」