優ちゃんのお母さんはただ黙ってわたしを抱きしめてくれた。 背中を優しく撫でてくれた。 ね?優ちゃん。 これも夢なのかな? 夢であってほしいとわたしは願った。 ピアノ、弾けない優ちゃんでいい。 わたしを忘れていてもいい。 どんな優ちゃんでも好きだから。