「散歩いこうね。」

にこにこ笑いながら、ちーちゃんは言ってくれた。

でもね、なんかね。
むねがぎゅうぎゅうするの。
恋かな?
ちがうかな?

なんかわかんないの。
だけど、ぎゅうぎゅうするの。

そのときね。

「!おかあさんっ!!」

ぼく、倒れちゃった。