これもまた、大変そうで。
未だに、分からない部分が多すぎて、補習から脱出できてへんらしい。
「ほな、うちもその補習に参加せなあかんかな。」
「・・・そうかもしれないね。でも、その前にテストとか受けてからだと思うよ?」
「うちが今テスト受けたところで、ゼロに近いやろ。」
「・・・そうか。」
「納得されるんも、少し心が痛い。」
「ごめん。」
「いえいえ。」
うちらはご飯を食べ終えて、先生に所に向かった。
もちろん、数学担当の。
「平野先生おられますかー?」
職員室で先生の生を呼ぶ。
「あら、鈴木さん。」