「・・・そんなに見なくても。」



「え?あ、せやな。いや、なんか欄見るの久々やと思って。」




「あ、そうだ!」



何を思い立ったんか、欄が急に叫んだ。




「な、なに?」




「ごめん!笑美!!」



「・・・え?」




状況が読めず、固まるうち。




ガラガラッ―――



「席についてるか。ショート始めるぞ。」



そこにまぁ、タイミング悪く先生登場。




「昼休み、話す!」



欄がパンの袋を鞄に押し込んでるのを見ながら「了解」とだけ答えて、うちも先生に向き直った。