冬真も、もちろん欄と中島先生も、他の皆も一緒にいてくれた。
ホンマに、楽しい時間が、うちの心の中に詰まってる。
麗の心配は全然必要なくて、周りの皆の陰での麗の噂も、いつからかメッチャ明るいものになってた。
麗は、前よりもずっと・・・たくさん笑うようになったから。
冬真いわく、うちがそうさせてもうたらしい。
嬉しい、て思うと、また顔が赤くなる。
「笑美」
「あ、パパ!」
卒業式には、パパとママも来てくれた。
パパに関しては、仕事休んで間で来てくれたくらい。
「卒業、おめでとう。」
「ぱぱぁっ・・・」
パパに抱きつきながら、またな涙を流す。