応援してくれた二人やから。
こうやって五人で話すようになって、うちと麗、欄と中島先生の恋バナを共有する時間が増えた。
なんていうか、こういう話って女子高生っぽい?
「あのさ」
ここで、冬真が急に少し低めの声で呟いた。
うちらは冬真の方を見て、次の言葉を待った。
「・・・あのさ」
「「・・・・・・」」
「・・・俺だけ彼女いないのに、いつもいつも幸せトークってどうなんだ!?」
「「・・・あ」」
つい、話に花が咲いて話し込んでたけど、そういえばそうやった。
考えてみると、冬真ってそんなに会話に入ってきてへんかった、かも。
「ごめん、冬真」