不意を突かれた。


思わず変な声が出てもうた。




一気に体温があがって、顔がメッチャ熱い。





「名前を急に呼ばれるとそうなるんだよな。」



「朝の恨みやろ!?」




「まさか。」




悪戯っぽく笑ろてるその顔は、絶対謝る気なんかない。



うちをいじめて楽しんでる。





「麗のばか!」



「少なくとも笑美よりは頭、百個分良い。」




「なっ、メッチャしつれ」

「俺も」




「っ・・・」