「・・・っはは」 「・・・笑うなよ。」 「ごめんっ」 でも、おかしくて。 嬉しくて。 きっとそれは妬きもち。 『れーくんは笑美が好きだよ』 冬真が言うてた。 ・・・自惚れてもええんかな。 「お前が・・・アイツと一緒にいるのみるとイライラするんだよ。」 「・・・うん。」 「写真撮った日も、あいつ俺に“笑美が好きだから俺も行く”とか言いだして。」 冬真は、自分の気持ちに正直なタイプ、らしい・・・。