「仕方ないね。後でまた来よう。」



うちらもお弁当食べてへんし、そうしようと意見がまとまったとき。




「笑美?」




「えっ」


「そんなに驚かなくても。」




目の前には冬真の姿。



今の今まで一番奥にいてたのに。




「れーくん、この後先生に呼ばれてるからいないよ?呼ぶなら今だと思うけど。」



「なんで冬真はここにおんの?あそこにいてたやん。」




「トイレ行こうかと。」



「あぁ・・・」




でも、未だにれーくんはお弁当を食べてた。



友達とも話してるみたいやし・・・。