「えーっ!?すごーい!でっかーい!」

 三か月も経つと、やっと私も笑顔で笑えるようになってきた。

 素直な笑い方を思い出し始めていた。

「ほい、これ誕生日プレゼント」

 渡された細長い箱。

「開けていい?」

 そっと聞くと、龍二は「おう!」と頷いた。

 箱を開けると、中に入っていたのはハート型のアクセサリーがついたネックレスだった。

「すごーい!かわいい!」

 私が笑って言うと、龍二も嬉しそうに笑った。

「ホントに嬉しい!ありがと、龍二!」

 私が言うと、龍二は凄く真剣な顔をして。

 顔を近づけてきた。