Ｍｉｌｋｙ ｗａｙ

「で，どうしたの？」

オレの問いかけにサヤカはすぐには答えなかった。


しばらくしてサヤカの重い口が開いた。


「実は…

私…

………。」

オレは妙な雰囲気に，いつしか緊張していた…。

「なっ…何…？」


「実は私…


ミツオ君が好きなの…。」

「えっ？」

オレはサヤカの言葉に一瞬にして何をオレに求めているか気付いた。

「分かった！サヤカちゃん！オレにミツオとのコンタクトをお願いしたいんだね？？」

「うん…。

私…あの夜にミツオ君に一目惚れしたみたいで…。あれからミツオ君の事が気になって…。

だから，蒼井君にミツオ君と私が再び遊ぶ機会を作ってほしくて…。」

「もちろんOKだよ！」
「ホント？！

うれしい！！！」

そう言うとサヤカは満面の笑顔を見せた。

「まかせといて！セッティングが出来次第，サヤカちゃんに連絡するよ！」

「うん！！！」

そうして，オレはサヤカと約束をした。