「ミツオ君と付き合っているの…。」

数日経っても,その言葉が頭から離れなかった…。

「ミツオか…。」

正直な気持ち,確かにオレはトモミと出会って一目惚れをして,この数カ月トモミに対する気持ちは日に日に大きくなってきていた…。しかし,年下のトモミがオレに振り向いてくれるとは思っていなかった。時間をかけてゆっくり気持ちが向いてくれることを願ってた。今はただ…トモミとの楽しい時間が過ごせればそれでよかった…。

同じクラスメイトのミツオと付き合っている以上,これからはもう…二人を邪魔するつもりはない…。

今からは友達として,トモミと仲良くやっていければそれで良いと,自分に言い聞かせた。




それから…


学校で見かけるトモミは…


日増しに綺麗になっていった…





そう…ミツオとの恋愛によって…。