「ゴメンね,寮の前にまで来て呼び出しちゃったりしちゃって!
…あれ?もしかして今から出かける途中だった??」

「うん…。」

「そっか!ゴメン,それなら手身近に話すから,ちょっとだけいい?
実はこれをトモミちゃんに渡したくて。」

「えっ…。何?」

「ハッピーバースデー!ってことでプレゼントのケーキだよ!
よかったら寮の友達たちと一緒に食べてよ。」

「あ…ありがと。」

「じゃあ,オレはこれにて!」

とりあえずオレは今日はここまでと思い,バイクに跨がり帰ろうとした時……



「ちょっと待って!」


トモミから呼び止められた…。