入学式から一週間後,新入生研修会が一泊二日で行われた。場所は隣の県にあるテーマパークに隣接するホテル。
一週間が経ち,オレはクラスメイトとも少しずつではあったが打ち解け始め,今回の研修会はさらに仲を深めるには絶好の機会と思っていた。
研修会は福祉の分野についての内容がメインで,3時間と長めだったがそれなりに終わった。研修会の後に立食パーティーがあった。そこには全コース合わせた総勢100名ほどの新入生がいた。全体的に見ると,医療事務コースがあるために女性が多く感じられた。
「ステキな出会いがあればなぁ…」
年下ばかりの新入生を相手にオレはそんなことを考えていた。
親交を深める立食パーティーといえども,そう上手くいくことはなく,何の手応えもなくパーティーは終わった。
その夜,オレの部屋に同室のメンバーを含め五人の男仲間で飲むことになった。野郎ばかりの飲み会は盛り上がり,時間は流れていった。
夜も深まっていった頃,オレは部屋の出窓に腰を下ろし,外を眺めていた。
このホテルは半円形状の造りになっていて,外を眺めると円形状に別室がずらりと並んで見えた。ふと何気なしに対角線の部屋に目をやると,オレと同じように出窓に座ってる人影が見えた。
「ミツオ!来てみ!あれは女かな??」
「多分,そうなんじゃ…」
一週間が経ち,オレはクラスメイトとも少しずつではあったが打ち解け始め,今回の研修会はさらに仲を深めるには絶好の機会と思っていた。
研修会は福祉の分野についての内容がメインで,3時間と長めだったがそれなりに終わった。研修会の後に立食パーティーがあった。そこには全コース合わせた総勢100名ほどの新入生がいた。全体的に見ると,医療事務コースがあるために女性が多く感じられた。
「ステキな出会いがあればなぁ…」
年下ばかりの新入生を相手にオレはそんなことを考えていた。
親交を深める立食パーティーといえども,そう上手くいくことはなく,何の手応えもなくパーティーは終わった。
その夜,オレの部屋に同室のメンバーを含め五人の男仲間で飲むことになった。野郎ばかりの飲み会は盛り上がり,時間は流れていった。
夜も深まっていった頃,オレは部屋の出窓に腰を下ろし,外を眺めていた。
このホテルは半円形状の造りになっていて,外を眺めると円形状に別室がずらりと並んで見えた。ふと何気なしに対角線の部屋に目をやると,オレと同じように出窓に座ってる人影が見えた。
「ミツオ!来てみ!あれは女かな??」
「多分,そうなんじゃ…」