私は倒れた体を起こし、その場で座ったまま6時間を過ごした。

運よく、ここはあまり使われていない第2校舎の一番端の廊下だったので、誰にも会うことはなかった。



…―そして
数人の足音がこちらに近づいてくるのが分かった。