「わかったわかった!!今行くって。」 そう言うと叶多くんは颯汰くんのところへ走って行った。 「…わっ!!」 「きゃっ!!」 「っ!!」 誰かがあたしと蓮次くんの肩に手を置きながら大きな声を出した。 「びっ…くりした…」 「あはは‼︎ごめんごめん。結愛とレジがツーショットだったから、つい。」 「もう…悠くんったら。」 そう言うと悠くんはまた笑ったけど、いつもとはちょっと違った。 やっぱり、あの日が近いからかな………