そして、 私たちがグランドにあるベンチに腰をおろした瞬間、試合開始のホイッスルが鳴り響いた。 ―――… 「うわぁ…スッゴい」 私は、遥斗くんと涼太を交互に見ながら感嘆の声をあげる。 それもそのはず、 さっきから、2人の活躍が半端ないのだ。