「……ふっ。残念だね。可哀相だけど桜井とは今日でお別れだ。あ…っはははははは」


寒気がした。

あの男の……甲高い笑い声が聞こえたような気がした。


その笑い声はまるで悪魔の笑い声そのもので………。

私は怖くなった。



ここからが悪夢の始まりだったの………。



悪魔の笑い声を合図に運命の歯車が奇妙な音を立てて、動き始めた。