今日から、中学生なんだ。

小学校の事は思い出したくもない。

「おい、お前が宮原あんな?」

だれかが私を呼んだ。

いや、人違いかもしれない。

そう思った私は、知らん顔して立ち去ろうとした。

その時

「おい!待てよ!名前呼んでんだけど」

えぇ! 私!?

恐る恐る振り返ると、そこには男の子が立っていた。

明るい茶色の髪の毛に整った顔立ち。

身長は、175cmあるかないかぐらい。

はっきり言える事は、私はこの人を知らない事と、この人は絶対モテる事。

「あ、あの、、、誰ですか?」

名前を聞いてみた。

すると