突然立ち上がって、



風邪のせいか、立ちくらんでしまって




バタンッ


「いったぁ…」



「おい!なにやってんだよ!大丈夫か?」



祥哉さんは私を軽々と持ち上げ、ソファにむかって歩いて行く