乗り込んだとき肩にかかっていたブランケットがズレてしまって、



祥哉さんはそれをさりげなく肩に掛け直してくれた



「夜のドライブなんて久しぶりだな…」



心の中で呟いたつもりが口に出てしまっていた


「そんな久しぶり?」