新さんと木村さんは


ほぼ同時にやってきた





木「ひよちゃん、花梨がお世話になりました」


「いや、お世話してたのは磯部くんで」


木「ありがとう」

磯「肩かしてただけですよ」

「私も力あったら花梨先輩の肩もてたのに」



って呟いたら


「はいはい、ひよはそのままでいいから」


「えー」



新さんからあっけなく否定



木「……完全に寝てるな。ひよちゃん、えっと、」

磯「磯部です」


木「磯部くん、ありがとう。堀川、またな」

「あぁ気を付けて帰れよ」



木「おぅ」




スマートに花梨先輩を抱き抱え木村さんは去っていった











「俺らも帰るか」

「はい」


磯「またな村瀬」

「うん、また」



早々と車に迎う新さん


追いかける私





磯部くんは紳士だから



ちゃんと私が車に乗るまで見送ってくれていた





「いい人だな」

「はい、すごく」





磯部くん




絶対アゲハさんとうまくいくよ!



頑張ってね!!