「名前は?」

玲「村瀬さんです、村瀬ひよさん。社長のお知り合いの方ですか?」





さっと血の気がひいた





「……ひよ?」




あの野郎


何しにきたんだ




「あ、その子あれじゃん。新くんの候補者」


玲「そうだったのですか?失礼しました、すぐお通しいたします」


頭を下げ玲奈ちゃんはひよを呼びにいった





「え」





俺は同意をした覚えないぞ




「困った顔してるよ?」

アゲハがうしろから手をまわしてくる


「俺は仮にも社長だぞ、一般の社員と会うわけには…」



「私と会ってる」





力がこもったのは気のせいだろうか



「……会いたいな、ひよちゃんに」



「すぐくる」

「楽しみ」