side力





我が娘ながら強い奴だ。


だが、心は弱い。



弱すぎる。



いつ崩れてもおかしくない。



レインお前を守るから、


もぅ甘えてもいいんじゃねぇかな?


芽衣「レイン…最近また悲しい瞳をしてるはね…」


『あぁ…なぁ…』


芽衣「何?」


『蓮皇って言ったか?あいつ等にかけてもいいかな?』


芽衣「私はもぅ掛けてるは…もぅ一度…あの子の笑った顔が見たい」



俺は芽衣の肩を抱き寄せそうだなと呟いた。




レイン、お前に決まった未来を与えているがお前は自由なんだぞ?



なぁ、



だから、笑ってくれよ…        レイン





side力end