side司


パンパンパン!

倉庫内に真と叫ぶ声と銃の鈍い音が響いた

そして目に入るのは地面に倒れこむ…

『レイン!!!!!!!』

俺達は一斉にレインの元へ

そして、

芽衣さんは…

バシィィン

女の頬を叩いた

芽「レインが何をしたって言うの?!
レインに何かあったら!
許さない!!!!!」

その姿を見て思った

親は誰よりかっこよく強いなと

レ「み…ん、な?」

空「レっヒック…イン!!」

レ「黙っ…て、てご、めん…
怖くて…は、じ…めて、き、らわ…れ、たく、ないって、」

海「レイン…」

レ「み、んな…は、や…さし…かっ、た、その…や、さ…しさに、
すがって、…き、ず…つ、け…てっゴホゴホッ!!」

真「レインさん!!!!!」

レ「ごめんね…?ん…なん、か…ね、…む、い…」

十「レイン死ぬな!!もぅ少しだからっ」

航「レイン!!」

レ「つ、かさ…」

俺に伸びてくる手はとても小さくて

怖かった

消えていきそうで…

そして俺に何かを伝えようとするレインの口元に耳を近づけた

レ「―――ぅ―――ょ――」

『え…』

そしてレインは目を閉じた

空「レイン?…駄目だよ!目開けて!!」

航「息はまだあります救急車はまだですか?!」

真「レインさん!!!俺の所為だっ!」

十「お前の所為じゃねぇ!!」

海「レイン!」