泣き崩れるレインの母の言葉


レインはレイン


そぅ、


あいつは

誰でもなく

シズクでもなく

レインだ


俺が唯一惚れた女だ…


『あいつは何も言ってないじゃん…』


俺は地面に正座をし頭を深く下げた


「「「「司?!」」」」


『俺達にチャンスを下さい!!!』

健「神崎…」

『レインをレインと呼ぶチャンスを下さい!!』


芽「司くん…頭上げて?」


俺はゆっくり頭を上げる


芽「ねぇ、レインを助けてくれる?」


『…はぃ…』


すると芽衣さんはニコッと笑い

よろしくと呟いた


『レインを探すぞ!!!!!』


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