傷つけるってわかっていた

でも、


普通に

あたしを

レインとして

みんなと

笑って

泣いて

怒って

ケンカして

何度も仲直りして

他愛ない話をして

傍にいたいと

蓮皇のみんなといたいと

願った

あたしは

弱いから

怖かった

嫌われるのが

だから

あたしは

あたしだけを

守り続けた

嘘と言う殻にこもり

あたしは

弱いから―――――