あたしは重い足取りで学校へ向かった

あぁ…

どぅしょうか…

あたしはそんなことを思いながら教室のドアに手を掛けた


ガラララ…


そしてまた痛い視線と…


「俺達蓮皇を騙していたんですね」


『え?』

「蓮姫…いや、シズクさん?」


シ ズ ク さ ん ?

な ン で ?

 
「昨日、見たんっすよ。貴女がシズクの姿でレインって呼ばれているの
初めっから俺達蓮皇を潰すために近づいたンっすね?
だってシズクは冷酷な族潰しですもんね?」


あ ぁ …

あ た し は 冷 酷 な シ ズ ク


「最低ー!」
「消えろよ!」
「騙してたなんて!」
「裏切り者!!!!!!!!」


 ウ ラ ギ リ モ ノ