シ「クス、」

『何がおかしい』

シ「イヤ、お前の目はいいなと思ってな?」

『何故だ』

シ「正直だ」

死んでいるがななんて笑いやがる

いったいこいつは何が言いたい?

シ「お前は強くなれる。もっともっと…俺なんかより」

『当たり前だ』

シ「でも、それは仲間がいないと強くなれない。お前は人を信じていない
信じてたまるかと強く思っている。だから、強くなれない。心が…」

『心…』

シ「本当に強い奴は力じゃねぇんだ。たしかに力の強いもあるかもしれねぇ、
けどな?本当の強さは心から強くないといけねぇんだ…
強くなりたいと願うなら心から強くなれ。
後から後悔するぞ?」

『お前は…強いのか?』

シ「クスッ…弱い、弱すぎて笑えるくらいだ。
お前は…俺のようには絶対になるな
強くなれ、心から。お前が強くなりたいと願うなら」


そぅいって奴…シズクは暗闇に姿を消した。


最後に見たのは冷たく悲しみに包まれた水色の瞳だった…




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