sideレイン
蓮皇のお陰であたしへの悪口は収まった…
訳でもない。
相変わらず教室では軽蔑の目で見られた。
だが
何もしなくはなった
靴箱には画鋲なんてなし、机の中はゴミ箱じゃなくなったし。
まぁ、
最初っから気にしてなかったしね
力「レイン」
『何?』
力「仕事だ」
『了解』
力「今日は組潰しだ。油断はするな?」
『はぃ。』
力「…レイン」
『はぃ。』
力「楽しいか?」
心配しているのだろうか…
クス
そうだね、
たくさん貴方には迷惑をかけた
『楽しいですよ、父さん』
あたしはシズクになるために部屋を後にした
sideレインend