side真


初めまして(?)


蓮皇の下っ端の真【マコト】です


俺は今なんとなく散歩中です


イヤ、暇人じゃないっスょ?!

たまたまなんです、本当にタマタマ


散歩したくなったんです


?「…!」


ん?


ケンカか?


でも、どこかで聞いた事のある声…だったような?


?「イヤ!!!!」


この声…レインさん?!


『レインさん?!』

レイン「ヤァ!!!!!」


そこには男二人に押し倒されていたレインさんがいた


『テメェ等何してんだ!!』


男2「誰だよ、」

男1「テメェも混ざりてぇのか?

悪いが無理だね」

レイン「真くん!!助けて!!」

『レインさん!!テメェ等!誰に手出したかわかってんのか?!


蓮皇の姫に手出したんだ!歯食い縛れ!!!!!!!』



男1「ヒィ!れ…蓮皇?!」

男2「何だよ、蓮皇って」


男1「バカ!!!ここら辺仕切ってる全国№1の族だよ!!」

男2「ま、まじかょ!!」


男1「逃げるぞ!!」


『逃がすかよ』


俺は取り合えず男二人を蹴り飛ばした


『レインさん!』


レイン「ま…真く…ん」


『少し待っててください』


そして目線を下げた

ッ/////


乱れてる///

俺は無言で上に着てた服をレインさんに被せた

そして倒れている男達に身体を向ける


『さぁ、痛い目に遭え』


男「「ヒィ!!!!!!!」」


俺はその後男二人をボコボコにしてレインさんの元へ掛け寄った


『大丈夫ですか?!』

レイン「ご、ごめんね?ありがとぅ…」


弱々しく無理に笑うレインさん…


無理して笑わなくていいっス…


『司さん達のところにいきましょう』


レインさんはまるでいやと言うかのように顔を横に振る


『拒否権はないっス、こんなに傷ついているのに…

イヤっていっても連れて行きます』


俺はレインさんを抱き上げた


いわゆるお姫様抱っこという形で


レイン「真くん、ゴメンネ?」


『謝らないで下さい…それよりこの状態で言うのもあれですが、笑ってください』


無理を言った…かな?


でもレインさんは俺の顔を見て、ニコッと笑い「ありがとう」と言ってくれた


やば、可愛い///


い、急ごう///


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