妙にコンコンと階段を降りる音が響く…


下にいる人達は尊敬しているのだろぅ…


凄く鋭いのにとても暖かい瞳をしている…


あぁ…


ここは何て暖かい場所なんだろぅ


まるであたしの家みたい…


初めて、


あたしの存在意味とあたしが存在する事を認めてくれた家みたい



航「お前等に報告がある!」


航らしくない大声で全員に言った


それに続くように司があたしの腕を掴んだまま一歩前に出た


司「今日から俺達が守る存在となる蓮姫だっ!


…レイン挨拶しろ」



挨拶?!


何でそう言うコトは始めに言っとかないの??!



あたしは戸惑いながら蓮皇の人達に身体を向けた