「暇だね」


「そんなこと言わない!!」

今日は久々に友達の麻子とデート

和哉と別れて3ヶ月になる。


麻子は彼氏がいる。
そろそろ2年目になるらしい
まだまだラブラブ


アタシにとっては遠~い存在
そして、憧れでもある。



「未奈はさぁ、新しい恋とか探さないの?」

それ、きたかぁ…

「今は仕事かな…うん!!仕事が一番だよ」


「一生…仕事に生きるの?」



「それは…どうかなぁ~」


一生仕事で生きていくことは多分今のアタシじゃ、無理。

だって、まだ…ピチピチの18歳!!!!

恋だってしたいお年頃。




「紹介してあげよっか?」

「誰かいい人いるのー?…ってかさ、たしか和哉をアタシに紹介したのって麻子じゃなかったっけぇ??」


「…いや、確かに和哉くんを紹介したのは私だけど、あんな男だとは思ってなかったし…でも、次は大丈夫だと思うよ!!!…多分ね」


「多分かよ~…」


まぁ、彼氏が居なくて寂しいのは事実


「紹介する人はね、亮ちゃんの親友なの!!!だから大丈夫だよ~」


亮ちゃんとは麻子の彼氏のこと

「じゃあ、今度紹介するけんね!!」

「よろしく~」


このときはまだ、不安だったよ。

だけどね、まさかこれが
アタシたちにとってプラスの出会いになろうとは…

思ってもみなかった