「やっと笑った」

「え…」


そっか…心配してくれてたんだ…


「うん…ほんとに大丈夫だよ
ありがとう」


注文を済ませ
ドリンクバーを取りに行こうとすると


「俺、取ってくる
何が良い?」

「えっと…じゃあ、ウーロン茶」

「ん…」


ドリンクバーに向かう
彼の背中をぼんやり眺める


懐かしいな…


そしてご飯を食べだし
元々少食で半分ぐらい残して
彼がご飯を食べているのを眺めていると


「お前、相変わらず少食だな」


笑いながら私のお皿を取って
残ったパスタを食べだした