「で、この人誰」


あたしの目の前に座る男。
さっきユッキーが指していたあのチビ。

「えっと、今日は彼氏経験無しのハルにとってもいい男の子を紹介しまーす!!」


「は?」

「だから、今日からこの人ハルの彼氏♪」


「……はいいいいいいい!?!?!?!?」



よ け い な こ と を!!!!!!


「でっでもあたし…」

「大丈夫だよ、僕童貞だし♪」

「はい?」

いきなりなんだこいつ…!!!


頭がパニックになるハル。


「けど何でハルなんだろう〜ユッキー義裄君すっごく好みなんだけどなあ…」


何ならお前が彼女になれって話し。


「ごめんねゆきちゃん、ゆきちゃんにはもっとカッコイイ人紹介するからさ?」


「ホントに!?ありがとー義裄君♪とゆうことでハル。」

「な…何…??」


ユッキーはハルの肩をポンと叩いた。

「今日はお持ち帰りされなさい♪」