やっぱりあたしにはサッカーしかないわけで…
サッカーがあたしの元気の源だからあたしはずっとサッカーを続けてられる。
颯汰がサッカーをやってる姿を見てるのは好きだ。
一緒にプレイしてる時も楽しいけれどマネージャーになったのは颯汰のサッカーのプレイを見ているのも楽しいからなんだろう。
好きになって気づく事ばかりだ…なんて考える事も今までしなかったんだ。
颯汰が好き。
恋愛なんてしたことないし、興味すらなかった。
恋をすることはこんなにもドキドキしたり泣きたくなったりするものなんだな。
今はただ、自分らしく生きるだけ。
そして自分らしく頑張るだけ。
―――――――――――――――――――…
この前颯汰とサッカーをやった場所へ行くと既に遼介とサッカーを始めてた。
少し先に歩いてた莉緒は土手に座り二人のサッカーを呆れるように見つめてた。
「お、来た。遅いじゃない」
とあたしを見るなり笑いながらからかう莉緒。
「いや、あのねぇ…、莉緒が足速すぎなだけだから」
走ってきたあたしは、息を切らして疲れ果ててたから一度莉緒の横に腰を下ろす。
莉緒は携帯をいじりながら彼氏の龍輝を待ってるようだ。
ふと颯汰の方を見ると清々しくサッカーをしていて、いつもの颯汰だなと安心する。
あたしが気になっている事は、昨日の帰りの事。
あの美少女小春ちゃんと、モテ男颯汰が一緒に帰っていた…
それはつまり付き合っているからなんじゃないの?
ってあたしは思っている。
だけど莉緒は「誤解」だと言う。
詳しくは話してくれなかった。
やっぱり本人に直接聞くしかないんだろうな。
一休みしてからあたしは立ち上がりお尻についた草を払い、あたしは大声で二人に向かって
「佐々木結衣!!!入りまーす!!!!!」
と大声で叫んだ。
走って颯汰と遼介のもとに駆け寄ると颯汰がいつもの爽やかな笑顔で、
「遅せぇぞ!結衣!!!」
なんて笑いながらあたしの頭を拳で優しく小突くだった。
「イチャイチャするんじゃねーよ」
弟が呆れた目でこちらを見ていて、
あたしと颯汰は同時に
『イチャイチャしてねーよ!!!!!』
と言い返した。
サッカーがあたしの元気の源だからあたしはずっとサッカーを続けてられる。
颯汰がサッカーをやってる姿を見てるのは好きだ。
一緒にプレイしてる時も楽しいけれどマネージャーになったのは颯汰のサッカーのプレイを見ているのも楽しいからなんだろう。
好きになって気づく事ばかりだ…なんて考える事も今までしなかったんだ。
颯汰が好き。
恋愛なんてしたことないし、興味すらなかった。
恋をすることはこんなにもドキドキしたり泣きたくなったりするものなんだな。
今はただ、自分らしく生きるだけ。
そして自分らしく頑張るだけ。
―――――――――――――――――――…
この前颯汰とサッカーをやった場所へ行くと既に遼介とサッカーを始めてた。
少し先に歩いてた莉緒は土手に座り二人のサッカーを呆れるように見つめてた。
「お、来た。遅いじゃない」
とあたしを見るなり笑いながらからかう莉緒。
「いや、あのねぇ…、莉緒が足速すぎなだけだから」
走ってきたあたしは、息を切らして疲れ果ててたから一度莉緒の横に腰を下ろす。
莉緒は携帯をいじりながら彼氏の龍輝を待ってるようだ。
ふと颯汰の方を見ると清々しくサッカーをしていて、いつもの颯汰だなと安心する。
あたしが気になっている事は、昨日の帰りの事。
あの美少女小春ちゃんと、モテ男颯汰が一緒に帰っていた…
それはつまり付き合っているからなんじゃないの?
ってあたしは思っている。
だけど莉緒は「誤解」だと言う。
詳しくは話してくれなかった。
やっぱり本人に直接聞くしかないんだろうな。
一休みしてからあたしは立ち上がりお尻についた草を払い、あたしは大声で二人に向かって
「佐々木結衣!!!入りまーす!!!!!」
と大声で叫んだ。
走って颯汰と遼介のもとに駆け寄ると颯汰がいつもの爽やかな笑顔で、
「遅せぇぞ!結衣!!!」
なんて笑いながらあたしの頭を拳で優しく小突くだった。
「イチャイチャするんじゃねーよ」
弟が呆れた目でこちらを見ていて、
あたしと颯汰は同時に
『イチャイチャしてねーよ!!!!!』
と言い返した。