チュンチュン
と鳥の囀りが聞こえた。
まぶたを開けると見慣れた天井。
朝だ…。
今日は休日。
寝坊したって平気だから安心した。
起き上がりベッドから出て部屋を出る。
一階に行くと弟が一人ソファでゴロゴロしてた。
「お母さんは?」
と聞くと
「んぁー?仕事だよ仕事」
とだるそうに答えた。
お父さんが居なくなってお母さんは忙しくなった。
残業もやるようになり、休日にも無理して仕事へ行って…。
あたしも何かしてあげたい…。
そう考えていると片手に持っていた携帯が鳴った。
「あ、メールだ」
メールを開くと相手は莉緒だった。
【大丈夫?具合】
と心配してくれていた。
具合はまだ治ってないけど昨日よりかはマシになった気がする。
【まだよくないけど昨日よりかはマシになったよ!】
とすぐ返信。
するとピンポーンとインターフォンが鳴った。
誰かな?
慌てて玄関にまで行き、ドアを開ける…
するとそこにいたのは…
「莉緒!?」
「ごめん来ちゃった☆」
とペロッと舌を出して笑う莉緒の後ろには…
「…悪ぃ、俺も来た。」
颯汰が立っていた。
どうしよう、今会いたくない人が目の前にいるんだけど。
とりあえずあたしは外に二人を立たせるわけにも行かず、家の中に入れた。
リビングに連れて行くと弟が気を利かせてソファからどいてくれた。
「あ、颯汰だ」
弟は颯汰に気づき嬉しそうな顔を見せる。
「おー遼介じゃん!」
颯汰が弟と喋ってる間に莉緒をソファへ座らせ慌ててお茶とお菓子を出す。
「結衣、元気?」
「え!別に普通…」
急に莉緒が聞いてきてびっくりした。
「三森が昨日メールくれてさ」
「え?」
「ちょっ!言うなよ」
慌ててあたしと莉緒の傍に駆け寄る颯汰。
少し焦っているようにも見えた。
「結衣が心配だから俺一人で行くのもあれだから莉緒も来てくれって、ねー?」
ニヤニヤしながら莉緒は颯汰を見ていた。
「いや、その…」
颯汰は少し照れているのか顔が赤かった。
と鳥の囀りが聞こえた。
まぶたを開けると見慣れた天井。
朝だ…。
今日は休日。
寝坊したって平気だから安心した。
起き上がりベッドから出て部屋を出る。
一階に行くと弟が一人ソファでゴロゴロしてた。
「お母さんは?」
と聞くと
「んぁー?仕事だよ仕事」
とだるそうに答えた。
お父さんが居なくなってお母さんは忙しくなった。
残業もやるようになり、休日にも無理して仕事へ行って…。
あたしも何かしてあげたい…。
そう考えていると片手に持っていた携帯が鳴った。
「あ、メールだ」
メールを開くと相手は莉緒だった。
【大丈夫?具合】
と心配してくれていた。
具合はまだ治ってないけど昨日よりかはマシになった気がする。
【まだよくないけど昨日よりかはマシになったよ!】
とすぐ返信。
するとピンポーンとインターフォンが鳴った。
誰かな?
慌てて玄関にまで行き、ドアを開ける…
するとそこにいたのは…
「莉緒!?」
「ごめん来ちゃった☆」
とペロッと舌を出して笑う莉緒の後ろには…
「…悪ぃ、俺も来た。」
颯汰が立っていた。
どうしよう、今会いたくない人が目の前にいるんだけど。
とりあえずあたしは外に二人を立たせるわけにも行かず、家の中に入れた。
リビングに連れて行くと弟が気を利かせてソファからどいてくれた。
「あ、颯汰だ」
弟は颯汰に気づき嬉しそうな顔を見せる。
「おー遼介じゃん!」
颯汰が弟と喋ってる間に莉緒をソファへ座らせ慌ててお茶とお菓子を出す。
「結衣、元気?」
「え!別に普通…」
急に莉緒が聞いてきてびっくりした。
「三森が昨日メールくれてさ」
「え?」
「ちょっ!言うなよ」
慌ててあたしと莉緒の傍に駆け寄る颯汰。
少し焦っているようにも見えた。
「結衣が心配だから俺一人で行くのもあれだから莉緒も来てくれって、ねー?」
ニヤニヤしながら莉緒は颯汰を見ていた。
「いや、その…」
颯汰は少し照れているのか顔が赤かった。