宇野くんはそう言って、あたしの鞄を取った。




「あっありがと...」


「うんっ♪」



――――――そして、家を出た。




「宇野くん、どうして迎えに来てくれたの?」



「んー?だって、登校中に愛柚たんが襲われたら、洒落になんないっしょ?♪」




襲われたらって....笑



あたしはそんなに、襲われないっつーの!