――ボトッ ボトッ




ストラップが落ちる音がした。




それも――――2つ。




「はいっ♪愛柚ッチ、あげる♪」




怜くんはそう言って、ピンクのリボン付いたクマを差し出してきた。





「・・・・・いいの?」